四週間目のつれづれ2006年02月01日 12:38

淡々と業務が進むようになってきた。英語が分からないということは全く変わってないけど。

今日はこれまたはじめていくアジアンなフードコートで、ブロッコリービーフと妙なチキンの炒め物。よくわからんまま注文していたら、やたらめったら辛くて困った。辛いなら赤くするとか唐辛子をこれみよがしに入れておくとか、もうちょっと分かりやすくしてくださーい!それに、smallとlargeの2種類の容器が選べるのだが、smallでも十分多い。スタバにshortが無いように、この国には日本サイズのsmallは無いのだ。

昼食の間に、天気が急激に悪化して土砂降り…とまではいかないがそれに近い状態になってしまった。Keithと二人で顔を見合わせて、どっかで時間潰すかーとPioneer PlaceのBOSEショップで、オーディオシステムを前にあーだこーだ。Keithは、壁に穴を開けてマルチチャンネルのスピーカーをセッティングしていたりするらしい。おお、結構マニアック。HDDにCD取り込みが出来て、そのストリームを複数の部屋に送信したり出来るメディアセンターシステムがUSでは流行ってるらしく、かなり展示場所をとっていた。日本じゃそんなもん殆ど見かけない気がするが、やっぱり部屋の広さが違うからかねえ、とかなんとか。モノが目の前にあると会話もしやすい。もちろん細かいことはわかんないので、フィーリングで会話しているのである。(ホントに会話が成り立ってるか段々不安になってきた…)

まだ時間が余ってるので、Discovery Channel Storeなる場所で(Discovery Channelは知ってるがストアも運営してたのか)色々見たりする。主に天体望遠鏡。僕も星見は(最近ご無沙汰だけど)趣味の一つだし、Keithも天体望遠鏡持ってるということでかなり盛り上がる。デジカメアダプタ付けて写真撮りたいね、ということでアダプタ探しをしたりして。最近の天体望遠鏡は全自動で導入して追跡までしてくれるのでラクチンです。あんまりラク過ぎるとわざわざ望遠鏡で星を見ている意味が段々なくなってくる気もするけど、いかんせん視野に星が入ってこなければ望遠鏡のイミも全くないので、これは致し方なしというところだろうか。

そうこうしているうちにいいかげん昼休みも終わりな時間になってしまったのだが、さっぱり雨がやまない。こっちの雨は殆どパラリといった程度の弱い雨だし、強く降るとしても小一時間程度のことが多いので傘はあんまり差してる人はあまりいないんだけど、今日はさすがに街行く人の殆どが傘を差しているか小走りだ。小走りで帰るにはちょっとオフィスは遠すぎる。

そこで、そういや自分の傘が二箇所ほど折れてしまい買い替えようと思っていたことを思い出したので、Keithに傘を売ってる場所を教えてもらい傘を買うことにした。実は、どこで傘が売ってるのかよく分からなかったので、まあ別に骨が折れてても使えるからいっかーとか思って放置していたのだった。しかも、オススメの自動開閉折りたたみ傘まで教えてもらい、これがなかなか便利なのだ。こんなものがいつのまにか発明されていたとは…って世間知らず過ぎ?

ちょっと高かったけど永久保証付き。傘の永久保証て。どうも永久保証とか、気に入らなかったら交換とか、家電ショップのベストバイでは、後で値段が下がったら差額保障までしてくれたりするらしい。至れり尽くせりであるが、帰国したらイミないじゃんという話も。

帰宅してみると、TVは大統領の一般教書演説一色。年に1度の大イベントだ。しかし、なんで「State of the Union Address」が「一般教書演説」に翻訳されるのか。謎だ。一応Wikipediaには由来らしきものが載ってるけど。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E8%88%AC%E6%95%99%E6%9B%B8%E6%BC%94%E8%AA%AC

こんな具合に、だらだらと続いている四週間目の日々であった。

気分はマレーシア2006年02月02日 13:54

今日のお昼はマレーシア風のポーク串焼き。ごはんの上にペースト状のカレーのようなものが載ってたのでカレー風味かと思いきや、ちょっと甘めのピーナツベースのペーストでした。ピーナツをこんなふうに使うのがマレーシア風のようです。結構おいしい。

うーむ。USにいるのというのに、どんどんアジア食を啓蒙されてるぞ。いい感じだ。

石碑2006年02月02日 14:01

ポートランド州立大学の敷地内で偶然、日米交流150周年記念の石碑を発見。そっか150年かぁ…と、しばしの間、紆余曲折があった歴史に思いを馳せる。

それは、わんこそばのように2006年02月03日 13:53

5年間とちょっとの間、仕事が絶え間なくわんこそばのように回ってくる状態が続いて、それに一区切りがついたのが三ヶ月ほど前。

この三ヶ月間は、それはそれなりにあっぷあっぷでしたが、絶え間ないわんこそばが流れてこない分、若干実はラクに感じていた部分もありました。

が、そろそろまた別の種類のわんこそばが同じように回ってくるようになりつつあり。あーなるほどそりゃそうだよねえ、と思いつつも、不思議な安堵のような感情もあって、ああ、このタイプの仕事の仕方が自分にはあってるのかもなあと、いまさらながらに自覚したりもする。

しっかし、時折ソバじゃないものが混ざってくるところまで同じだったのだった。うどんかパスタか、はたまたゴムか。食えるものであることを祈ります。

四週間目の終わりに2006年02月04日 14:11

今週は、レクチャーがほとんどなくて、最初から最後までもう普通に仕事だった。

週の後半になると体力が尽きてきて、木曜日は終日頭痛気味。

そして今日はまた、ささやかなる挫折。Keithが自宅勤務の日なので、問題について電話で話しあう必要が出てきたのだが、これがまたハードルが高い。こちらが言いたいことをどう表現していいかわからない上に、向こうの言ってることもさっぱり分からない。問題がかなり込み入っていたことは確かなのではあるが、日本語なら軽く説明できる内容だから言い訳は出来ぬ。

こういう苦さを何度も踏み越えないならないのだとは思いつつも、あとどれくらいの時間が自分に残されているのかを考えると、気はあせるばかりである。あせっても仕方ないのではあるが。

そうしてまた週末がやってくる。